主な取り扱い樹種

北海道をはじめとする寒冷地に適した苗木を中心に生産。
造林・緑化・砂防等、さまざまな用途・環境に適した樹種を取り揃えています。

トドマツ

北海道をはじめとする寒冷地に適した樹木。陽当りの悪い場所で成長できることも特徴のひとつです。材木の他、庭木としても利用されています。

グイマツ雑種F1

ネズミなどの食害に強いグイマツと、成長が速いカラマツをかけあわせた交雑種。強度性能も優れており、木材用の樹木として期待を集めています。

カラマツ

成長が速く育成が容易な、北海道の林業を代表する樹木。寒冷地に適しており、火山灰地でも生育可能です。木材としては、腐食しにくいのが特徴です。

アカエゾマツ

エゾマツと同じく「北海道の木」に指定されている常緑針葉樹。寒さに強く、湿地や海岸砂丘などでも生育可能。造林の他、盆栽にも利用されています。

スギ(ドウナンスギ)

北海道では渡島半島にのみ自生。北限にあたるこの地域の「ドウナンスギ」は空気を多く含んでおり、建築材としては高い断熱効果を誇ります。

ケヤマハンノキ

平地から山地にかけて広く定着している落葉高木。成長が速く、やせ地にも強いため、砂防や治山に適しており、公園等の公共緑化にも利用されています。

シラカンバ(シラカバ)

伐採跡地などの裸地にいち早く根づく先駆植物。成長が速いのが特徴。木材としては、白い樹皮と合わせて、民芸品などの細工物によく使われています。

ダケカンバ

厳しい環境に強く、森林限界まで分布している落葉高木。木材としては、磨くと美しい光沢が生じるのが特徴で、家具材や内装材などに利用されています。

ブナ

北海道南部が北限。輸入材としては「ビーチ」と呼ばれています。弾力性があり曲げに強いため家具材に適しており、無臭のため食器にも利用されています。

ミズナラ

高さ30mに達する高木。縞模様の木目が特徴で、家具材をはじめ幅広く利用されています。公園等への植樹も多く、ドングリの木として親しまれています。

作付本数

2018年 2019年 2020年
トドマツ(路地育苗) 700,000 1,000,000 890,000
トドマツ(コンテナ苗木) 25,000 110,000 170,000
グイマツF1雑種 23,000 23,000 23,000
カラマツ(路地育苗) 160,000 185,000 400,000
カラマツ(コンテナ苗木) 1,000 110,000 120,000
アカエゾマツ 70,000 70,000 75,000
スギ 125,000 100,000 90,000
ケヤマハンノキ 8,000 12,000 30,000
シラカンバ(シラカバ) 15,000 10,000 10,000
ダケカンバ 15,000 15,000 5,000
ブナ 8,000 12,000 8,000
ミズナラ 15,000 50,000 50,000
合計 1,165,000 1,697,000 1,871,000

[単位:本]

取り扱い樹種

トドマツなどの針葉樹から広葉樹まで、寒冷地に合った苗木を幅広く生産しています。

生産地・気候

谷口精光園があるのは北海道南部の北斗市。積雪量が少なく苗木の育成に適した環境です。

施設・設備

ストーンクラッシャー(石破砕機)をはじめ道内の苗木業者で唯一となる最新設備を導入。